妊活を始めて半年。なかなか結果が出ず、「自分に原因があるのでは?」と不安になること、ありませんか?
私自身もそうでした。お酒を飲むこともあるし、サウナや自転車が好き。ついスマホを前ポケットに入れてしまうこともあって、「精子には良くない」と言われる生活習慣に心当たりがいくつもありました。妊娠に至らないのは、きっと自分の精子の状態が良くないからじゃないか…。そう考えると、精液検査の結果が出るまでは本当にドキドキでした。
今回の記事は、**「妊活して半年以上経つけれど結果が出ず、自分の精子に問題があるのではと心配な方」**に向けて書いています。
この記事を読むことで、
- 精液検査でどんな項目が分かるのか
- 実際に体験した検査の流れとリアルな気持ち
- 結果を受けて今後どう考えていけばいいのか
を知ることができます。少しでも「自分も受けてみようかな」「意外と気楽にできるんだ」と感じてもらえたら嬉しいです。
結果が出るまでのドキドキ
検査当日、容器に提出してから待合室に戻った瞬間から、不安との戦いが始まりました。
「半年頑張ってダメだったのは、やっぱり自分のせいかもしれない」
「もし数値が悪かったら、妻をがっかりさせてしまう」
そんな思いが頭をぐるぐるして、30分の待ち時間がやけに長く感じました。
普段は気にもしない“自分の体の中”を数値で突きつけられる…これは想像以上にプレッシャーの大きい体験でした。
精液検査の項目と基準
精液検査では主に以下の5項目をチェックします。
- 精液量(ml)
- 精子濃度(×10⁶/ml)
- 総精子数(×10⁶)
- 精子運動率(%)
- 前進運動率(%)
WHOは、自然妊娠した男性の大規模データをもとに基準値を設定しています。下位5%を“不妊の可能性あり”とみなしますが、あくまで目安。数値が低くても妊娠に至る場合もあり、一度の結果で断定はできません。
私の結果
今回の結果は以下の通りでした。

| 項目 | 基準値(下位5%) | 中央値 | 今回の結果 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| 精液量(ml) | 1.4 | 3.0 | 2.4 | 基準はクリア。ただ中央値には少し届かず。 |
| 精子濃度(×10⁶/ml) | 16 | 66 | 108.2 | 濃度は高めで安心。 |
| 総精子数(×10⁶) | 39 | 210 | 259.8 | 十分な数。中央値も超えている。 |
| 精子運動率(%) | 42 | 64 | 89.8 | 上位10%を超えるほど優秀。 |
| 前進運動率(%) | 30 | 55 | 72.6 | しっかり前に進む良好な数値。 |
【妊活記録】精液検査の結果が出ました。半年妊活してきたからこそ感じたこと
医師からは「全体的に非常に良い結果です。特に問題はなさそうです。妊娠に必要な条件は十分に満たしています」と言われ、肩の力が一気に抜けました。妊娠に至れないかも、、、という不安から解放され安心しました。
医師から言われたこと
- 量より質が大事
精液量が少なめでも、濃度や運動率が良ければ問題なし。 - 精液は変動する
体調や採取間隔で大きく変わるので生活習慣には気を配ること。 - 妊活は夫婦二人の課題
タイミング方法で上手くいかなかったら奥様の結果も見てまたどうしていくか決めていきましょう!現状を共有することが妊活の第一歩。
今後の妊活に向けて
今回の経験から学んだのは、「不安を抱えたまま頑張るよりも、検査で現状を知る方がずっと楽」ということです。数値が出ることで、やるべきことも見えてきます。
これから妊活を進める上で私がやろうと思っているのは:
- 睡眠や食生活を見直して、さらに精子の質を整える
- 妻と結果を共有しながら、次の検査やステップを一緒に決めていく
まとめ
半年頑張っても妊娠しなかったことで、自分のせいじゃないかと不安になり続けていました。でも今回の検査で「大きな問題はない」と確認できたことは大きな安心につながりました。
精液検査は恥ずかしいかもしれませんが、受けてみると夫婦で前向きに妊活を進めるための大事な一歩になります。もし同じように悩んでいる方がいたら、勇気を出して検査を受けてみてほしいです。きっと気持ちが軽くなると思います。




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